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世界中から集めた胡蝶蘭に魅せられた女社長が、蘭の魅力や育て方、最新情報を発信!華麗なる蘭の世界へようこそ。

胡蝶蘭初心者が最初に買うべき品種はこれ!選び方を蘭好き女社長が伝授

はじめまして!「蘭の女王様」ブログを運営している、胡蝶蘭に魅せられた女社長です。世界中の蘭を愛してやまない私が、今日は特別に胡蝶蘭入門のお話をお届けします。

「胡蝶蘭って難しそう…」「どの品種を選べばいいか分からない」と悩んでいる方、いませんか?実は私も最初の1株選びには相当迷いました。失敗も数知れず経験してきた私だからこそ、初心者の方に自信を持ってお伝えできることがあります。この記事を読んでいただければ、初めての胡蝶蘭選びで失敗することなく、美しい花との暮らしをスタートできるはずです。ぜひ最後まで読んでみてください。

胡蝶蘭の基本をまずおさえよう

胡蝶蘭ってどんなお花?

胡蝶蘭(学名:Phalaenopsis)は、フィリピン・台湾・インドネシアなど東南アジアを原産とする熱帯植物です。「ファレノプシス」とも呼ばれ、蝶が羽を広げたような優雅な花姿から日本では「胡蝶蘭」という美しい名前がつきました。

土に根を張るのではなく、木の幹や岩肌に根を張って育つ「着生植物」であることが大きな特徴です。だから市販の胡蝶蘭も土ではなく、水苔やバーク(木片)が入った鉢に植えられているんですね。

胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」。白い花には「清純」、ピンクには「あなたを愛します」という花言葉もあり、お祝いの贈り物として長年愛されてきた理由がよく分かります。

サイズで呼び方が違う!4つのカテゴリー

胡蝶蘭は花の大きさによって大きく4つに分類されます。初心者の方がまず理解しておきたいのが、このサイズの違いです。

種類花の直径株全体の高さ(3本立ち時)価格相場(3本立ち)
大輪12〜15cm約80cm15,000円〜
中大輪10〜14cm約65cm10,000円〜
ミディ5〜9cm40〜60cm5,000円〜
ミニ(マイクロ)2〜4cm20〜35cm2,000円〜

開店祝いなどでよく見かける豪華な胡蝶蘭は「大輪」タイプ。自分用やプライベートなギフトには「ミディ」や「ミニ」が人気です。初心者の方が最初に育てるなら、扱いやすいミディ〜中大輪サイズがおすすめです。

初心者が最初に買うべきおすすめ品種5選

ここからは、私が実際に育てた経験をもとに「初心者に本当に向いている品種」を厳選してご紹介します。育てやすさ・入手しやすさ・価格のバランスを重視して選びました。

アマビリス(Phalaenopsis amabilis)

胡蝶蘭の原種中の原種と呼べる品種で、現在市販されている大輪胡蝶蘭のルーツにもなった品種です。花径は4〜5cmとミディサイズで、清潔感のある純白の花が可愛らしく咲きます。

アマビリスが初心者向けである最大の理由は、丈夫さと育てやすさです。原種に近いため生命力が強く、乾燥にも比較的強い特性を持っています。水やりを少し忘れてしまっても、致命的なダメージを受けにくいのは初心者にとってとても心強いですね。価格も手頃で、3本立ちで5,000〜10,000円前後から見つかります。

  • 花径:4〜5cm(ミディサイズ)
  • 花色:純白
  • 育てやすさ:★★★★★(非常に丈夫)
  • 価格帯:手頃
  • こんな方に:とにかく初めての1株として失敗したくない方

ダイヤモンドスター

アマビリスと大輪系白の名品「ソゴウユキディアン」を交配して生まれた品種で、両親の良いとこ取りをした優秀な品種です。花径は11〜14cmとしっかりあり、純白の花びらがダイヤモンドのように輝く姿が名前の由来になっています。

株全体の高さは3本立ちで約65cm前後と、大輪ほど場所を取らないのに存在感は十分。花並びが美しくアーチを描いて咲く姿はエレガントで、インテリアとして飾っても映えます。アマビリスゆずりの丈夫さも受け継いでいるため、育てやすい品種の一つとして多くの蘭愛好家に支持されています。

  • 花径:11〜14cm(中大輪サイズ)
  • 花色:純白(輝くような白さ)
  • 育てやすさ:★★★★☆
  • 価格帯:中程度(3本立ち13,000円前後〜)
  • こんな方に:存在感のある美しい白い胡蝶蘭が欲しい方

ファーストラブ

白い花びらの中心がほんのりピンクに色づいた、まるで初恋を想わせるようなロマンチックな品種です。その名の通り、女性を中心に絶大な人気を誇ります。ミディサイズでコンパクトながら、花持ちが良くて長く楽しめるのが特徴。

「胡蝶蘭といえば純白」というイメージを壊さず、でも少しだけ個性を出したい方にぴったりの品種です。誕生日や母の日のプレゼントにも人気で、3,000〜8,000円台から購入できるコストパフォーマンスの高さも魅力です。

  • 花径:3〜5cm(ミディサイズ)
  • 花色:白地×淡いピンクのグラデーション
  • 育てやすさ:★★★★☆
  • 価格帯:手頃
  • こんな方に:女性らしいロマンチックな品種を楽しみたい方

ハルガスミ

桜の花びらをイメージして作られた、日本人の美意識が詰まった品種です。淡いピンクの繊細な花びらがふわりと咲く様子は、春霞のような柔らかさがあります。花持ちが良く、贈り物としても自宅用としても喜ばれる品種です。

ただし、ひとつだけ注意点があります。ハルガスミは少し衝撃に弱い繊細な面があり、輸送中に花が落ちてしまうことがあります。通販で購入する際はその点を頭に入れておくと安心です。花屋さんで直接手に取って選べる場合は、特に気にしなくて大丈夫です。

  • 花径:5〜7cm(ミディ〜中輪サイズ)
  • 花色:淡いピンク(桜色)
  • 育てやすさ:★★★☆☆(輸送時に注意)
  • 価格帯:中程度
  • こんな方に:繊細で和風なテイストが好きな方

ゴールデンマンボ

珍しい黄色系の品種で、白・ピンク・黄色のグラデーションが重なる独特のカラーが魅力です。黄色の胡蝶蘭は「商売繁盛」「金運上昇」の象徴とされ、開店祝いにも人気がありますが、自宅に飾っても元気な雰囲気を演出してくれます。熟成株として長めに育てられることが多く、花持ちが良いのも特徴のひとつです。

  • 花径:6〜8cm(中輪サイズ)
  • 花色:白〜ピンク〜黄色のグラデーション
  • 育てやすさ:★★★★☆
  • 価格帯:やや高め(珍しい色のため)
  • こんな方に:個性的な色で周りと差をつけたい方

失敗しない品種の選び方4つのポイント

品種を選ぶ前に、自分の目的を整理することが大切です。

①置く場所のサイズを先に確認する

胡蝶蘭選びで意外と見落としがちなのが、置き場所の広さです。大輪の3本立ちは高さ約80cm、横幅も50cm以上になります。憧れて購入したものの「思ったより大きくて置き場所に困った」という失敗は初心者あるある。飾る場所を先に計測してからサイズを決めましょう。

自宅用であれば、卓上に置きやすいミディや中大輪サイズがおすすめです。

②初めてならミディ〜中大輪を選ぼう

大輪胡蝶蘭は華やかで憧れますが、育成の観点ではミディや中大輪の方が花が咲きやすい傾向があります。また株が小ぶりな分、水やりの管理もしやすく失敗が少ない。用途やシーン別の胡蝶蘭の選び方を参考にしながら、自分の目的にあったサイズを選ぶとより満足度が高まりますよ。

③色の持つ意味を活かして選ぶ

胡蝶蘭には花色ごとに花言葉や意味があります。

  • 白:清純・純粋。フォーマルシーンでも自宅用でも間違いなし
  • ピンク:あなたを愛します。女性へのプレゼントや誕生日に最適
  • 黄色:商売繁盛・幸福。お祝いや自分へのご褒美に
  • 赤(赤リップ):愛情・情熱。縁起の良い紅白カラーが開店祝いに人気

④蕾がついているものを選ぶ

同じ品種でも、できれば2〜3割程度の蕾がついているものを選ぶと長く楽しめます。すべての花が満開状態のものは見た目は最高ですが、購入直後にピークを迎えてしまいます。蕾が少しあると、その後の開花も楽しめて開花期間をより長くトータルで楽しめます。

胡蝶蘭の基本的な育て方

品種を選んだら、次は育て方の基本を押さえましょう。胡蝶蘭は一度コツをつかめば、意外なほど手がかかりません。

置き場所は「明るい室内」が基本

胡蝶蘭は直射日光が苦手です。窓際に置くならレースカーテン越しのやわらかい光が理想。エアコンや扇風機の風が直接当たる場所も避けましょう。また、果物(バナナや熟したリンゴなど)が出すエチレンガスで花が落ちやすくなるため、フルーツボウルの近くも避けるのがベターです。

日本洋蘭農業協同組合によると、胡蝶蘭は「風通しの良い、柔らかい日差しが長時間当たる場所」が理想的な環境とのことです。

水やりは「乾いたらたっぷり」が鉄則

初心者が最も失敗しやすいのが水やりです。胡蝶蘭は「やりすぎ」が厳禁。根腐れの原因になります。目安は植え込み材(水苔やバーク)が完全に乾いてから3日後。季節によって変わりますが、概ね週1〜2回程度が目安です。

季節水やりの目安
春・夏週1〜2回(植え込み材が乾いたら)
秋・冬週1回前後(成長が緩やかになるため)
植え替え直後2週間は水やり不要

受け皿に溜まった水は必ずすぐに捨ててください。そのままにすると根腐れの原因になります。

温度管理:18〜25℃が快適ゾーン

胡蝶蘭は熱帯植物なので寒さは苦手です。生育に適した温度は15〜25℃で、冬場は最低でも15℃を下回らないように管理しましょう。「人間が快適に感じる温度であれば、胡蝶蘭も快適」という覚え方が分かりやすいですよ。

肥料は2年目から

購入1年目は基本的に追肥は不要です。2年目以降、花が咲き終わった後の春〜夏にかけて、月に1回程度、液体肥料を薄めて与えます。胡蝶蘭専用または洋ラン専用の肥料を使うのがおすすめです。

植え替えは花後の4〜6月に

花が終わったら、4〜6月の暖かい時期に植え替えを行いましょう。使用する植え込み材は水苔かバークのどちらか。初心者には害虫が発生しにくく、水やりのタイミングも掴みやすい水苔がおすすめです。くれぐれも普通の園芸用土は使わないでくださいね。

まとめ

胡蝶蘭初心者が最初に買うべき品種として、今回は以下の5品種をご紹介しました。

  • アマビリス:原種に近い丈夫さで初心者の強い味方
  • ダイヤモンドスター:存在感のある白さとエレガントな花並び
  • ファーストラブ:ロマンチックなピンクグラデーションが女性に人気
  • ハルガスミ:日本人の心に響く桜色の繊細な美しさ
  • ゴールデンマンボ:個性的な黄色系で存在感を放つ

一番大切なのは「どこに飾るか」「誰のために選ぶか」をまずイメージすること。置き場所のサイズを確認して、自分のライフスタイルに合ったサイズと品種を選べば、胡蝶蘭との暮らしは思っている以上に豊かで楽しいものになりますよ。

私がそうであるように、一株の出会いがあなたの蘭ライフの扉を開いてくれるはずです。ぜひ最初の一株を、慎重に、そして楽しんで選んでみてください。